野良猫はハンモックで昼寝。薄曇りとはいえ8月の昼間なので35℃くらいあるが、猫も暑さに慣れてきたようだ。
ヤギは猛暑でも草むしり。最近は毎日10リットル以上も水を飲んでいるが、汗はかかないので全てオシッコとして放出し体温調整をしているのだ。
我が家のカラスたちは毎年恒例の換羽を迎え、ハゲ散らかしている。
8月11日早朝 雨が降る中、お父さんが三羽の子ガラスを引き連れて来た。
連れて来たというよりも、子ガラスたちはお父さんの食べ物を狙って付きまとっている感じだ。三羽ともさらに成長したようだが、お父さん目線からみると自分と同じサイズの子どもたちがゾロゾロついてきたら邪魔だろう。
ところで、右の子ガラスは何だ? まるでハシブトガラスが混ざっているかのような存在感を放っている。
巣立ってからも成長しているようで、胸板は厚く首筋も太い。クチバシなんてボソではなくブトのようだ。体格はすでにお父さんを追いこして、一回り大きいのではないか。
しかし、体格は立派でも鳴き声はまだ子どもだ。
さっきからお父さんが食べているのはしゃぶしゃぶ用の高級豚肉。
すぐ食べたらいいのに、子どもたちに見せびらかすように「ビヨーン」と伸ばしている。
一羽の子ガラスがお父さんと向かい合った。
お父さんが豚肉で遊んでいる隙に奪い取るつもりだ。
「いくよー、せーの!」
そんなにうまくいかないようだ。
子どもたちに意地悪することがお父さんの楽しみでもある。
2025年8月24日 公開