先日、私の鉛筆を奪い取ったアディ。
すぐに飽きて、しばらくどこかに隠していたようだが・・・、
思い出し、持ち出してきて遊んでいる。
暇つぶしにかじってはいるが、やっぱりもう飽きたようだ。
最初に手に入れた時のような執着心は無い。
「飽きたなら返してくれよ。」
「はいよ。 これ、もう飽きたから イラネ。」
とは言ったものの、すこし惜しそうな表情で鉛筆を見つめるアディ。
帰ってきた私の鉛筆・・・。
さんざん弄ばれて芯は折れ、外装はボロボロに剥げている。
返してくれたけど、これを使う気にはならないな・・・。
一応、褒めてやる。
褒められると嬉しいようで、 そのことを覚えて、同じことを繰り返すようになるのだ。
お調子者のアディは褒められるとテンションが上がる。
お次はコレ ↓
扉を口でつかんで・・・、
持ち上げて・・・、
「よっこらしょ」
「戸じまり完了。」
と、思わせておいて・・・、
「じゃ~~ん!」
自分で扉を開けて再登場・・・。
「すごいなアディ! パチパチパチ!」 と、褒めてやると調子に乗り、これを何度も繰り返すのであった。
2017年6月17日公開