ようやく春の暖かさとなり木々が芽吹きはじめた。
鳥たちも食べ物に困らない季節がやって来た。
そして地面からは次々と雑草が芽を出し、ヤギが活躍する季節だ。竹ばかり食わされていた冬は終わり、これからは食べ放題のサラダバー状態となる。
さりげなくキツネも一緒にいる。
食べ物を見つけたかな?
何か硬いものを拾い食いしたようだが・・・?
噛みきれずに吐き出した。
キツネは犬によく似ているが、決定的に異なる部分は「眼」。この画像をよく見ると分かるが猫と同様に瞳孔が縦長なのだ。
モンジロウとはすっかり顔見知りとなったが、とくに仲が良いわけではない。
さて、ハシボソ夫婦はどうしているかというと・・・。
3月13日 巣の中にいるのはハシボソのお母さんだが、口を開けたまま巣の中で中腰になり、何とも不自然な姿勢だ。
お父さんは距離をおいて見守っている。これはもしかして産卵している最中だろうか?
翌日
やはり先ほどの変な姿勢は産卵中だったようで、それからお母さんは巣にいる時間が長くなった。今は卵を温めているのだが、今回の巣はサイズが小さいようで尾羽がはみ出している。
その日を境にお父さんの子ガラスに対する態度は厳しくなった。何度も子ガラスを追い払うのを見かけたが、ついにエサ台に来るのはお父さんだけになった。
巣作りしているころはまだ子ガラスと仲良くしていたが、新たに生まれた卵を見てしまうと昨年の子ガラスが急に疎ましく思えてくるのだろう。
2022年3月21日 公開