もうすぐ9月も終わり。昼間も常識的な気温になり過ごしやすくなった。夏の終わりごろになると庭に小さな花が咲くようになった。モンジロウはこの草を食べないのでこれだけが残り、天下を取ったように地面を覆っている。
この小さな紫色の花に吸い寄せられるように虫が集まってくる。
クマバチがたくさん飛んでいるが、この太ったボディに対して花が小さすぎるように思う。
こちらはツマグロヒョウモンだ。メス(右)に対して二匹のオスが求愛しているが完全に無視されている状態。
時々、スズメバチやアシナガバチが混ざっている。つい先日のことだが、庭を歩いているときにクラゲに刺されたような痛みを感じた。どうやらズボンの裾からハチが侵入したらしく中でブンブンと羽音がする。さらにそいつは私の足をつたって上に登ってくるではないか。私は変態仮面ばりに「クロス・アウッ!(脱衣)」して白昼堂々とズボンを脱ぎ捨てた。すると中から出てきたのはアシナガバチだ。それ以来、庭を歩くときには地面を確認するようにしている。
さて、秋といえば子ガラスが独立する季節である。
左にとまっているのは例のデカい子ガラスである。右はお父さんだ。体格はすでにお父さんを追い越したようで、とても子ガラスには見えない。それで、こいつがまた態度もデカいのである。
最近の様子を見てみよう。
朝一番にエサ台に来た子ガラスはドッグフードを食べ始めている。
そこに遅れてお父さんが登場。
すると子ガラスは食べるスピードを上げた。
そしてドッグフードを食べ尽くした。
親子の間に気まずい余韻が残る。
本当に子ガラスなのか?
右に立つのは紛れもなく春に生まれたハシボソ夫婦の息子さんである。半年前はまだタマゴの中だったことを思うと、鳥類の成長の早さを実感する。
またある時は・・・、
朝からお父さんと競うようにエサ台にやって来た。左が子ガラスだ。
お父さんを差し置いてバクバクと食べ始めた。
お父さんはすっかりナメられているようだ。
従来のお父さんならフルスイングで蹴り飛ばすところであるが、なぜか強い態度に出ない。制御不能なドラ息子になってしまったのか?
半年前はタマゴだったクセに。
人間社会においても似たような親子関係はあるが、カラスの世界でも同じことが起こるのだ。
しかし、いくらデカいといっても生後半年たらずの子ども。まだ表情にあどけなさを残している。
そして行動からもまだ未熟な子ガラスだということが分かる。(奥が子ガラス)
さて、このドラ息子の行く末はどのようなものになるのか・・・。
2021年9月26日 公開