[里親募集中]
[年齢]
巣立ち後の幼鳥
[保護した経緯]
人通りの多い商店街の電柱の上にカラスの巣があり、その下の周辺を子ガラスがピョンピョン動いたりじっとしたりしていました。鳴き声からすると他にも子ガラスがいた様子がありましたが、巣はもう空のようで保護した子ガラスに近づいても親が飛んできたり騒いだりする事はありませんでした。人が安易に手を出してはいけないという考えと、自分で飛べるようになる可能性もあると思い、そこを通るたびに3日間くらい様子をみていたのですが、雨の日が続き日に日に弱っている様子だったため保護しました。親鳥や他の兄弟は見かけなくなったので、この子だけ育ちが遅く置いていかれたようです。
保護してからしばらく世話をしていたところ、天井の高さまで飛べるようになったので、朝に保護した場所に放しました。夕方また様子を見に行きましたが親鳥や兄弟を見つけて合流する事ができなかった模様です。このような事を3日間繰り返しましたが、子ガラスは人を怖がらないので通行人に寄って行ってしまい、4日目には誰かが市役所に連絡したのか、網とカゴを持った捕獲業者のような人が探しているのを見ました。子ガラスが役所に捕殺されるかもしれないような場所で放鳥することは不可能と判断し、再び家に連れ帰りました。
[カラスの健康状態]
カラスを診てくれる病院が見つからなかったため、正確な健康状態はわからないのですが、食欲と元気もあり怪我をしている感じはありません。保護してから10日間くらいはふやかしたドッグフードを手であげていましたが、今はドッグフードの缶詰や小粒の鳥の餌などは自分で食べています。
[カラスの特徴]
お腹が空くと鳴きます。粒のフードは上手く食べられませんが、ドッグフードの缶詰は自分で食べられます。人に懐いていて甘えたり、話しかけると小さな声でお喋りします。
[現在の飼育環境]
屋内のケージで飼育しています。
[飼えなくなった理由]
飼っている犬が呼吸器疾患を患ってしまい、生涯薬を飲ませて咳を抑えなければならない状態です。そのため、カラスから出る脂粉は避けた方がいいと、犬のかかりつけの獣医さんから言われました。
今後、暑さが和らいだ頃に放鳥も考えましたが、人に餌をもらい愛情を受けたカラスは野生で生きて行くのは難しいのではないかと思い、里親募集をお願いしたいと考えました。部屋に出す事もしてあげられずにケージの中で不自由に過ごさせるのであれば、どなたか大切に可愛がって下さる、カラスが幸せに生きられる環境の方に貰っていただけたらと思います。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2025年7月11日 公開