朝から真夏の日差しが降り注ぐ。カラスも木陰で休憩。
この数日、晴天が続いたので忘れがちだが先月はほぼ一カ月の間、雨が降り続いていたのだ。
モンジロウの朝は遅い。
この日は9時を過ぎてようやく「ゆら~」と起きて、まずは放尿および脱糞。
このように普通の姿勢で放尿するのが雄ヤギの特徴なのだ。
放尿中だと気付かずに足にオシッコをかけられた人もいる。
モンジロウはこのウッドデッキを拠点にしているが、その周囲は雑草が伸び放題。
自分の寝床に近い場所の草はなぜか食べないのだ。
これなんか旨そうにみえるがモンジロウは食べない。
行ける範囲ギリギリの所に生えている草を好んで食べる。
「隣の芝は青く見える」ということかな?
そして地面の草より木の葉の方が好き。
しかしキリンのように首が長いわけではないので後ろ足で立ち上がる。 あと何十万年かしたら二足歩行の動物に進化するかも? それは無いか・・・。
「今年は蚊が多いな」と思っていたが、伸び放題の雑草が原因の一つのようだ。
ここに蚊が潜んでいて、夕方になると最短距離で我々の血を狙ってくるのだ。
モンジロウがやらないのなら仕方ない。
久しぶりに自分で草刈りをすることにした。
そして仕上げはコレ、電動芝刈り機だ。
ヤギが来る前は二週間に一度はこの作業をしていたが、炎天下にこれはキツイ。
きれいにツーブロックに仕上げてやった。
やっぱり草刈りは自分でやったほうがきれいだな・・・。
これからは大まかな部分はヤギに任せて、ウッドデッキ周囲の草刈りは自分でやることにしよう。
きれいになった庭を見下ろし、くつろぐモンジロウ。
モンジロウはすっかり「自分も家族の一員だ」と認識している。
しかも家族の中では上位のポジションにいると思っているようだ。
ここに来た当初の「草刈り要員」から出世したものだ。
たまに部屋に入りたそうな表情を見せる。
さらなる立場の向上を目指しているのだろう。
しかし、糞尿垂れ流しで獣の臭いのする動物を部屋に入れる気にはならない。
期待に沿えず申し訳ない・・・。
夕方、私が刈り込んだ草の上で存分に放尿するモンジロウであった。
2020年8月9日 公開