カラスブログ2024年12月1日 子ガラスの兄弟関係

ヤギ

午前9時、冬の低い太陽がゆっくりと木々の間から顔を出した。


ヤギ

モンジロウは最近、朝陽がさす時間にあの場所で待っている。


ヤギ

太陽のありがたさを実感する季節だ。


ヤギ

最近の寒さでモンジロウは冬毛に替わり体が膨張して見えるが、実際に皮下脂肪も厚くなって太っているのだ。


猫

そしてノラ猫にとっては非常に厳しい季節となった。


猫とヤギ

年が明ければミケは8歳、モンジロウは6歳。

あっという間に時間が流れたような気がする。


カラス

ハシボソの子ガラスたちは両親と同じような体格になり、写真では分かりにくい。エサ台にいるのがお父さんで、屋根の二羽が子ガラス兄弟だ。

5月に巣立った子ガラスたちは、いまだに家族と一緒に行動している。お父さんは子ガラスに冷たい態度をとるようになったが、それでも子ガラスたちはお父さんを慕っているようだ。


カラス

兄弟そろってエサ台を覗き込む視線の先には・・・、


カラス

お父さんが朝食の卵黄をチマチマと食べているところだ。


カラス

右の体格が大きい方の子ガラスが翼を揺らして甘えている。


カラス

すると、それを見た小さい方の子ガラスが詰め寄って来た。


カラス

どうやら体格が小さい方の子ガラスが立場は上のようだ。


カラス

刺激しないように距離をとっている。


カラス

そして控えめに反対側に移動した・・・。


カラス

お父さんはわざとゆっくり食べているようだが?


カラス

そして、残りの卵黄を拾いあげた。


カラス

お父さんのおこぼれを狙う子ガラス兄弟。


カラス

争奪戦が始まるのか?


カラス

おっと、大きい方の子ガラスはあっさりと引き下がった。

鳥の兄弟は普通、先に孵化した方が体格も大きく優位な立場になるものだが、優位性を決める要因は必ずしも体格だけではないようだ。


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2024年12月1日 公開

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