まだ誰もが寝ている午前5時、子ガラスがエサ台にやって来た。
続いてもう一羽の兄弟も来た。
どうやら、お父さんを出し抜いて朝食を奪い取ろうと考えたようだ。
しかし、この時間は私はまだ就寝中なのでエサ台には何もない。
つい先日までお父さんの後ろに隠れていた子ガラスたちだが、大胆になったものだ。
こうして冒険をしながら少しずつ親元から離れていくのだろう。
そうはいってもまだ子ども。
好奇心旺盛にカメラをのぞき込む。
午前7時を過ぎたころ・・・、
ここでようやくお父さんが登場。
お父さんは私の起床時間を知っているので無駄な行動はしないのだ。
続いて子ガラスたちも。
さっきはお父さんに内緒で横取りを企てていたのに、今は無邪気に甘えている。
お父さんの耳元で絶叫する子ガラス・・・。
お父さんはそろそろ子ガラスから離れたい気分かもしれない。
<本日のオマケ>
このエサ台は三年前に作ったものだ。
太った野良猫が乗ったために傾いたこともあったが、少しの修理で持ちこたえてきた。
これは2020年6月の写真だ。
この頃は樹皮に艶があり、力強くエサ台を支えていた。
ついに先週・・・、
↓
こんな状態になっていた。
左側の木が腐ったのだ。そういえば、この部分に変なキノコが生えていたが、キノコが生えるとそろそろ限界ということだろう。
補修しようとしたが、木が腐っているので無理だった。
応急処置として当て板で補強した。
この状態でいつまで持ちこたえるか・・・。
近々、エサ台をリニューアルすることにしよう。
2023年7月16日 公開