ピコピコと尾を振るモズ。楽しそうに見えるが、真剣に獲物を探しているところだ。
このモズは晩秋のころから我が家の周辺で頻繁に見かけた個体だが、春になれば北へ帰るだろう。
最近、昼間から二匹のタヌキが来るようになった。この辺には以前から数匹のタヌキが生息していたが、それらとは別のグループであり、従来のタヌキたちは入れ替わるように消えたのだ。
従来のタヌキたちよりも一回り小さく、おそらくまだ若いのだろう。写真では以前のタヌキと同じように見えるかもしれないが、現物を見ると全く別物であることが分かる。
元のタヌキたちが消えた事情は知らないが「アライグマと誤認されて捕殺された」ではないことを祈る。「そんなバカな」と思うかもしれないが、この地域の保健所はアライグマの罠に掛ったイタチを殺処分にしたことがあるらしいので、タヌキ相手でもやりかねない。
真相は不明だが、今回の場合は捕殺されたのではなく、おそらく世代交代したのだろうと思う。年老いて繁殖能力が無くなった野生動物は、子どもたちに縄張りを明け渡し生涯を終えるものだ。
手慣れた様子でカラス小屋に上がっていく・・・。
私が落としたカラスのエサを食べはじめた。
このタヌキは私が近づいてもすぐに逃げない。この写真は望遠レンズで撮ったのではなく、手に持っていたスマホで撮ったものだ。距離は4メートルくらい。誰かが餌付けして人馴れしているのか、あるいはまだ若いので人を恐れないのか。
新たな侵入者を苦々しく見つめる者が・・・。
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ミケはとても警戒しているようだが、実際にタヌキと猫は相性が悪い。
2月21日 小屋の屋根にいるのはハシボソのお父さんだ。
この一週間ほどで、子ガラスたちが庭に来る回数が減った。
しかし、まだ子ガラス兄弟は付近にいるようで、時々姿を見る。これは次男だが、隠れるようにこちらを見ている。
さて、ハシボソ夫婦が巣作りを開始して二週間が過ぎたが・・・。
当初は上から二段目の塔体内に巣をつくり始めたハシボソ夫婦だったが、予想通り、最上段に巣を写した。
数日前までは左奥か右奥のどちらにするか迷っていたようだが、右奥に決定したようで、昨日から巣作りのペースが上がった。
手慣れた様子で巣を組み立てていく。
両親は次の子育てに夢中だ。これで、いよいよ子ガラスたちの居場所は無くなっていくだろう。
しかし翌朝・・・。
私は目を疑った。
もう縄張りを追われるころだと思っていた子ガラスたちが、全員集合した。
お父さんは特に追い払う様子が見られないが、
この状況についてどう考えているのだろうか?
以前のお父さんと比べると、性格が温厚になったというか勢いがなくなったように感じる。
ハシボソ夫婦は野生のカラスとしては高齢だ。いずれは年老いて繁殖能力が無くなるだろう。あと何年、この縄張りを守り続けることができるだろうか。そんなに遠くない将来、このハシボソ夫婦は自分の子どもたちに縄張りを明け渡し、終焉を迎える時が来るのだろう。
<本日のオマケ>
~真夜中のエサ台~
夜のエサ台カメラに写るものといえば、オシッコのために起きたモンジロウ、野良猫、タヌキくらいだ。
時々、キツネが写っている。以前は昼間にも活動していたが、最近は人の目を恐れてか夜しか活動しなくなった。
庭に来たキツネは毎回モンジロウに挨拶しているが、異種の動物間においてもこのように交流することができるのだ。
2月18日の深夜1時半、久しぶりに姿をみせたのはコミミズクだ。実に三年ぶりである。同じ個体なのか分からないが、場所を憶えていることからおそらく同一個体だと思う。
あの時はカメラの夜間性能が悪く不鮮明な写真だったが、今のカメラは性能が良くなり羽の模様まで写るようになった。
キョロキョロと地面の獲物を探している。ということは、こんな冬の真夜中に活動する虫とかトカゲなどがいるということだ。
上から地面を見渡して獲物を探すという狩りの方法は、モズと同じだ。
誰もが寝静まった真夜中に、独り静かに活動するコミミズクであった。
2026年3月1日 公開