カラスブログ2022年9月11日 カラスのカーくん その3

カラス

我が家で預かっていたカーくんだが、ようやく里親が決まった。


カラス

この騒々しい子ガラスともお別れだ。


カラス

カーくんは毎日の厳しい?訓練に耐え、呼んだら来るようになりケージにも戻るようになった。しかし移動用のキャリーに入る訓練を忘れていた。

カーくんはとても臆病な性格なのだ。この得体のしれない物体に異変を感知し緊張している。


カラス

大暴れしたが、コーナーに追い詰めて自分から入るように仕向けた。ここで無理やり捕まえるとトラウマになるのだ。


カラス

多少苦労したが、何とかキャリーケースに入ってもらった。


カラス

出発の前に大好物の豚肉を食べさせてやる。


車に乗せて出発だ。

道路

数時間かけて届けた先は、海と山しかないような田舎であり環境は抜群だった。 カーくん次第ではあるが、放鳥しても問題ないだろう。


里親さんの部屋に止まり木を設置し、躾の方法などを一通り伝えカーくんを預けてきた。


そして帰宅

カラス

私の部屋の大部分を占拠しているカーくんのスペース。

これを片付ければ、ようやく元の生活に戻れるのだ。


カラス

カーくんが残していったオモチャや飲みかけの水・・・。


カラス

騒々しい日々だったが居なくなると寂しいものだ。


長いようで短い、子ガラスと過ごした夏であった。


<本日のオマケ>

キビタキ

我が家の鉢植えの枝に小鳥が止まっている。


キビタキ

これはキビタキという渡り鳥の幼鳥だ。


キビタキ

窓の外に横たわっていたのだが、おそらく窓にぶつかって脳震とうを起こしたのだろう。猫に襲われるといけないので木の枝に移してやった。

年に一度はこういう事態に遭遇するが、多くはそのまま死んでしまう。


キビタキ

最初はぐったりしていたが、しばらくすると元気になり私の手に乗ってきた。

巣立ってから日数が経っているようだが、まだ人間を恐れることを知らないようだ。


キビタキ

 口を開けてエサをねだっている・・・。


おまえのお母さんはどこにいるのだ?


キビタキ

なにか期待するような表情でこちらを見ているが、なるべく早く親鳥の元に帰さないといけない。

鳥のためでもあるが私自身のためでもある。キビタキはカラスと違って狩猟鳥獣ではないため、無登録で飼っている状態が違法となるのだ。メジロと同じく「御禁制の鳥」である。


キビタキ

庭に向けて飛ばしてやった。


親鳥と再会できることを祈る。


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2022年9月11 公開

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