カラスブログ2025年12月31日 時間の流れは平等だ

柑橘類

これは昨日、庭で収穫したレモン、カボス、柚子。庭でほったらかしの木なのに、ものすごい収穫量だ。夏はアゲハ蝶に卵を産みまくられ一時は幼虫だらけだったが、それでも問題なく果実は育つようだ。アゲハ蝶もたくさん巣立っていった。


柑橘類

誰もいらないというので、冷凍保管して料理に使ったり安い焼酎に入れて毎晩飲む。

一年分以上あると思う。


ヤギ

柑橘類が豊作の一方で地面の草は枯れた。モンジロウにとって全く楽しくない季節である。


ヤギ

何か言いたげな表情だが、これは「木の枝を降ろしてくれ」という合図だ。

アゴを「クイッ、クイッ、」とやって私に指示してくるが、ヤギもこれくらいの意思疎通はできるのだ。


ヤギ

クスノキの枝を引き下げると、勢いよく食べ始める。


ヤギ

こんなにクセの強い植物を食べられるのは、アオスジアゲハの幼虫とヤギくらいだろう。


ヤギ

早いもので、このサイトが発足してから来年は10年の節目となる。その間に当サイトのメンバーもどんどん歳をとっていった。

若いと思っていたモンジロウも年が明ければ7歳だから、ヤギでいえば中年だ。ヤギの寿命を考えればここに居られるのはあと5年程度だろう。

ちなみにミケは2017年生まれだから来年で9歳になる。


猫

モンジロウが来た時の写真。この時で生後2カ月。


猫

ミケが初めて我が家に来た時の様子。この時点でおそらく生後6カ月くらいだろうか、まだ子猫の雰囲気を残している。

我が家の敷居をまたぐことなく、野良の道を選んで今に至る。


カラス

2015年にアディが来た時の様子。まだ口の中がピンク色だった。


カラス

このころは子犬のように好奇心旺盛で目がキラキラしていた。


カラス

バン君はこのとき三歳。表情に若さを感じる。


カラス

2016年当時のハシボソのお父さん。羽毛に覆われているので外観の老化は分かりにくいが、行動をみていると現在は若いころよりも確実に落ち着いている。

ハシボソのお父さんの年齢は不明だが、最初に見た2014年にはすでに縄張りを持ち子育てをしていたので、その時点で少なくとも三歳以上。現在はおそらく14-16歳くらいだろう。

この年齢はカラス界でいえば十分にオジサンだ。そう遠くない将来、彼らも終焉を迎えるだろう。


時の流れというのは皆に平等だ。

そんな私も今年で50歳になった。子供の頃に見た50歳の人たちというのは仙人みたいに別世界の住人に見えたものだが、いざ自分がなってみると中身は若いころとさほど変わりは無いと思っている。しかし最近、時間の経過速度が速くなっているように感じるのは、それだけ自分に新しい感動とか新鮮な発想が少なくなったからだろう。気づかぬうちに心も老けていくということだ。


おじさん

心はともかく体は確実に老けていくわけで・・・。

エサ台のカメラは動物のなにげない日常を映すものだが、定点カメラで客観的に自分の姿を見ると気が付くこともある。


おじさん

人は通常、この角度から自分の姿を見ることはない。月の裏側みたいなものだ。

これは意外にもハゲの早期発見に役立つ。前ばかり気にしていると、いつのまにか後ろから迫ってくることもあるのだ。


どうでもいい話で2025年が終わろうとしている。

昨年の今頃は都庁相手の訴訟に向けて、証拠の収集や弁護士の選定などで非常に忙しい年末だった。正月気分など全く感じる余裕もなかったが、今年は大きな事件もなく穏やかな年越しだ。

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2025年12月31日 公開

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