カラスブログ2021年4月25日 適度な距離感

鉄塔の巣

ハシボソ夫婦の子育ては順調に進んでいる。ここからは巣の中の様子は見えないが、給餌回数が日ごとに増えていることから推測できるのだ。


鉄塔の巣

いったい何羽のヒナがいるのか分からないが、そのうち姿を見せるだろう。


カラス

お父さんが食べ物探しに苦労しているようなので、この日はゆで卵を半分に割ってエサ台に置いてやった。卵黄は美味しくて栄養たっぷり、卵白は高タンパクだからヒナの成長に役立つでしょ・・・。


しかし・・・、

カラス

卵白を避けて黄身だけ持って行った。


スズメ

残された卵白・・・。この卵は貴重な地鶏の有精卵なのに。

確かに卵白は味が薄い。カラスたちも、これが食べ物だとは思わないのかもしれない。人間の食べ物でも卵白のみで作った料理はあったかな? あぁ、あれだ、岡崎銘菓の「淡雪」。繊細な味の和菓子だ。


スズメ

お父さんが去った後にスズメがやって来た。彼らも子育て中なのだろう。


スズメ

大きな獲物に苦戦している。


スズメ

すると突然飛び去った。


カラス

「どどーん!」 お父さん再登場!

スズメの目線で見たカラスはこんな感じかな?


カラス

「スズメ野郎には渡さないぞ!」

と、勢いよく駆けつけたが・・・、


やはり食べない・・・。食わず嫌いかな?


カラス

そしてエサ台に鎮座し、部屋の中に視線を送っている。まるで「別の食べ物を持ってこい!」と言っているかのようだ。あんなにプライドの高いカラスだったのに、最近は何だか変だ。思い当たることと言えば、やはりハシボソのお母さんのことだ。彼女はあまり活動していないようにみえるのだ。エサを巣に運ぶのはお父さんの方が多い。


カラス

彼らと私は長年の顔見知りだが、互いに手の届く距離に近づいたことは一度もない。


カラス

私が庭に出ると飛び去って行く。私との距離を常に意識していて、近づける限界距離はだいたい7メートルくらいかな。


この日の夕方・・・、

カラス

お父さんは再びエサ台に現れた。さっきはお父さんの要望に応えず無視していたので、エサ台には卵白のみ。しかもスズメにかじられて小さくなっている。


カラス

結局、小さくなった卵白を持って行った。ヒナが腹を空かしているし、贅沢は言っていられないのだろう。


翌朝

カラス

昨日の卵白は不評だったから今朝の朝食はドッグフード・・・。


カラス

背後に感じるカラスの気配・・・。


カラス

こんなに至近距離に近づくことは稀だが、

私が背中を向けているからだろう。


ここは振り向かずに立ち去るのが粋ってものだが、

私はそういうタイプの人間ではないのだ。

カラス

私が足を止めた瞬間、

彼は秒速で消えた。


カラス

「何か怪しいぞ、この人」って、バレていたようだ。


野生動物に警戒される人って、予測できない行動をとるからだろう。


定点カメラに記録された自身の行動を見て、改めて自覚するのであった。

この時に撮影した一枚

カラス

結果として、彼らとは程よい距離感を保っているのであった。


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2021年4月25日 公開

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