カラスブログ2021年10月10日 ハシボソのお母さんの日常

庭の様子

秋の陽ざしが低く差し込む午前。

カラス小屋の屋根に何か黒い物体が。


何だあれは?

カラス

「えっ!? カラスが死んでる!?」


カラス

よく見るとそれは日光浴中のハシボソのお母さんだった。

屋根の上にベッタリと座り込み両翼を広げている。


カラス

太陽に熱せられた屋根で体を温めているらしい。

先月の長雨のせいでダニが増えてきたのかな?


カラス

あ、立ち上がって歩き始めた。


カラス

今度は屋根の鉄板の部分に座り込んだ。

さらに熱い所を求めているのだろう。


カラス

両手を広げ背筋を反らした。


あっ! こ、これは・・・。


カラス

「出たっ! イナバウアー!」

「イナバウアー」を知らない人は画像検索すると同じポーズの荒川静香選手が見つかるはずだ。フィギアスケートの技であるが、凡人には習得不可能な奥義である。かつてのオリンピックにおいて荒川静香選手が起死回生の必殺技として放ったのだ。それをテレビで見て感化された人々が真似して腰を痛めたものだ。だから凡人には無理なのである.


カラス

あ、元に戻った・・・。


カラス

昨年末から半年以上も姿を見せなかったハシボソのお母さんだが、最近は頻繁に来るようになった。なぜ来なかったのか不思議だったが、おそらく夫婦で縄張りの守備範囲が変化するのだろう。


カラス

エサ台に置いたのは残り物の豆腐だ。ちょっと多すぎるのかな?


カラス

口からこぼれ出そうだ。どうやら一度に食べきれそうにない。


カラス

「ここに隠すかな・・・。」


カラス

「いや、ここはあのドラ息子に気付かれる。」


カラス

「この茂みの中に隠そうかな。」


カラス

周りを確認して中に入って行った。


カラス

「貯食完了」


翌日

カラス

エサ台にはすでにドラ息子が来て独り占めを狙っている。早朝のエサ台は早い者勝ちの状態であり、そこに親子の序列はない。


カラス

「そうはさせるか!」と、お母さんは掴みかかる。


カラス

毎朝、繰り広げられる親子のせめぎあいである。


カラス

残らず朝食を取られてしまった。


カラス

「仕方ない、水でも飲むか・・・。」


カラス

「ゴキュー、ゴキュー、」


カラス

「あっ! 思い出した。」


カラス

「昨日の豆腐があるじゃん♪」


カラス

「この中に隠しておいたのよ、昨日。」


カラス

茂みの中に入って行った・・・。


カラス

果たして豆腐は残っているのか?


カラス

「あった ♪」


カラス

あのドラ息子をいかにして追い出すか。それがお母さんの悩みである。


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2021年10月10日 公開

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