カラスブログ2018年7月1日 子ガラスの成長

子ガラス

6月27日

この数日、子ガラスは活発に行動している。

そして、親鳥よりも先にエサ台に来るようになった。

この日の朝も一番乗りだ。


子ガラス

小屋の屋根にいるのはお父さん。

最近は、子ガラスに自らエサを取るように促していた。

さて、子ガラスは目の前にある卵黄を取ることはできるのか?

しばらく卵黄を睨みつけ、クチバシで突いたりしている。


子ガラス

そしてついに、恐る恐る卵黄を拾い上げた。 昨日まではエサ台の上でただ口を開けて待つばかりだった子ガラス。

巣立ちから50日目にして、ついに自らエサを拾うことを覚えたのである。

些細なことのように見えるが、 この子ガラスは今、重要な成長段階を超えたのだ。


子ガラス

お父さんは、
「ギャー、ギャー」と鳴き声を上げている。

我が子の成長を称えているようだ。


子ガラス

子ガラスは卵黄をくわえ飛び立った。


子ガラス

初めて獲物を仕留め、意気揚々と歩く子ガラス。


子ガラス

昨日までは、お父さんから口移しで食べ物をもらっていた。

ヒナのように上を向いて大きく口を開け、 喉に食べ物を押し込んでもらうのだ。

そんなヒナの姿は昨日までのこと。


子ガラス

しかしまだ、自分で獲物を細かく切り、口に運んで飲み込むという行為が苦手なのだ。

大きな獲物をとったものの、うまく食べられない。


子ガラス

その間、お父さんはエサ台に残る卵黄の欠片を食べていた。

しかし、これではお父さんのお腹は満たされないだろう。

だが、ここで譲るのが親というものだ。


子ガラス

ぼんやりと我が子を見守るお父さん。


子ガラス

おや!? お父さんが子ガラスに近寄っていく。

子ガラスはうまく卵黄を飲み込めず、もたもたしている。

何だか嫌な予感がするのだが、 まさか・・・。


子ガラス

何と! お父さんは我が子から獲物を奪ったではないか。 いや、正確に言うと「奪った」という感じではない。 もっと何だかこう、セコい感じである。

父:「ちょっといいかな、お父さんに見せてごらん。」

子:「ぼく、がんばったよー。」

父:「どれどれ、なるほど・・・、」

  「(いきなり)パクーッ!」

子:「あっ ・・・、」


 ざっと、こんな感じである。


子ガラス

「子ガラスのためにエサを取り分けてやったのでは?」

残念ながらそれは違う。

成長した子ガラスはいずれ、親鳥にとってライバルとなるのだ。

この光景はその予兆を示しているに過ぎない。


子ガラス

そして立ち去るお父さん。

子ガラスは成長の階段を上ったが、同時に厳しさを知ることになった。

おそらく、お父さんと子ガラスの蜜月の日々は、もうすぐ終わりを告げるだろう。


子ガラス

お母さんはその間、屋根の上から一部始終を見ていたのであった。



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2018年7月1日公開

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