カラスブログ2022年8月29日 カラスのカーくん その2

ヤギ

8月ももうすぐ終わり。今年のモンジロウは夏毛に替わるのに時間がかかり、いつまでも脱毛が続いたがようやく完全な夏仕様となった。。


カラス

我が家のカラスたちも今年はやや遅い時期に換羽が始まった。


カラス

アディ(手前)は急速に頭頂部がハゲてきたがバン君はまだフサフサしている。


カラス

ハゲた部分からは早くも新しい羽毛が顔を出す。


カラス

換羽の時期はタンパク質の要求量が増すので、煮干しなど高タンパクなエサを与える。


カラス

そして新入りのカーくん・・・。

今月の初めに我が家で預かり、現在も里親募集中である。しかし今年の里親募集もピークは過ぎ応募が少ない。もうしばらくは我が家で暮らすことになりそうだ。

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カラス

いつも私のデスクの後ろでガーガー鳴くので煩くて執筆活動もままならなかったが、それも今では慣れてBGMのように聞き流している。

カーくんは今が一番ヤンチャな時期で好奇心も旺盛だ。最近はペットシートをビリビリと引き裂くことに夢中だが、汚れるし誤飲が心配だからやめてほしい。


カラス

そう、そのオモチャで遊びなさい。


カラス

好奇心旺盛だが飽きっぽい。


カラス

頻繁に「ガー、ガー」と鳴き声をあげて私を呼ぶ。

ヤンチャではあるがまだ子どもなので甘ったれだ。


カラス

こういう時は骨付き肉を与える。こうして仕事をさせておけばしばらくは静かだ。


カラス

躾の成果もあり、呼ぶと肩に乗るようになった。同時に毛づくろいをしてくれるが、単に髪を引き抜くのを楽しんでいるのだろう。


カラス

鳥は飼い主が代わると馴れなくなることが多いが、カラスの場合はきちんとケアすれば他の人にも馴れる。

「ヒナは孵化して最初に見たものを親と認識する」という話を聞いたことがあると思うが、それはニワトリやアヒルなどの早成性の鳥種に限ったことである。「早成性」とは、孵化した時には羽毛が生えそろい視力もあり、歩けるまでに成長している鳥種である。

一方、カラスは晩成性というタイプであり、孵化した時点では丸裸の状態で目も開いていない。もちろん歩くこともできずモゾモゾ動く程度で、全ての世話を親鳥に依存するのだ。つまり、最初に見たものを親だと認識する「刷り込み」という現象はヒナの目が見えているから成せることであり、カラスの場合はそのようなことはない。

カラスは犬や猫と同じで、未熟なうちは世話をしてくれる相手に対して強い信頼を寄せるのである。


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2022年8月29 公開

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