[里親募集中]
[年齢]
今年生まれの幼鳥
[保護した経緯]
5月中旬の早朝、ショッピングモールの敷地で犬の散歩をしていたときのことです。そのショッピングモールの敷地には小道の両側に並木があり、その片方の草むらに巣から落ちている子ガラスを見つけました。かなりの衰弱状態で近づいても逃げる体力もなく、そっと手に抱えても暴れることなくじっとしていました。その時のヒナは体長25cm弱で、産毛に覆われてふわふわしており巣立ちにはまだ程遠い様子でした。近くにはもう一羽のヒナも巣から落ちていたのですが、すでに亡くなっていました。緑地の周囲を見渡すと、並木にカラスの巣が二つ、別々の木にありました。一つは空っぽになっていて、もう一つはまだヒナがいたように見えました。保護したヒナは空っぽの巣から落ちたものと思います。空っぽの巣では親鳥が来る様子も無く、すでに子育てを放棄したような状態だったと思います。
家に連れて帰ってからも、子ガラスはずっと動かずじっとしていました。ドッグフードをふやかしたものを与えようとしましたが食べないので、口の中に入れたところ飲み込んでくれました。翌日から少し回復し、警戒しながらも歩くようになったので犬用のケージに移しました。その後は、羽をパタパタさせてケージの上に登れるようになり、部屋中を歩き回るようになるまで回復しました。
6月の中旬になると少し飛べるようになりましたが、部屋が狭くて壁にぶつかっていました。
7月6日、飛べるようになったので、小さな川や池がある公園に子ガラスを放鳥しました。そこには木がたくさんあり虫も多くいるので生きていけると考えました。
翌日、放鳥した子ガラスの様子を見に行きました。子ガラスは昨日と同じ川の中にある石の上にいました。自ら採餌できる様子はなかったので、持参したドッグフードを川に投げ込むと、子ガラスはドッグフードを食べていました。
7月8日の夜中に再び様子を見に行くと、川のトンネル部分の下に移動して隠れており、かなり弱っていました。これ以上、放置したら死んでしまうと思い再び家に連れて帰りました。どうやら放鳥は無理そうです。
連れ帰ってからしばらくして元気を取り戻しました。
[カラスの健康状態]
ケガはなく健康ですが放鳥できる状態ではないです。
[カラスの特徴]
餌を手から取って食べます。ケージの掃除の時に、後ろからついて来たり、体を軽くつついて来たりします。
[現在の飼育環境]
我が家で飼っている犬がカラスに対して警戒するため、できる限り犬と会わないようにカラスは二階の部屋で保護しています。
[飼えなくなった理由]
飼っている犬がカラスに対してかなりストレスが溜まっているため、これ以上の飼育は難しいです。大切にしてくださる飼い主様を探しています。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2025年7月30日 公開