カラスブログ2019年6月17日 無償の愛

野良猫のミケ

私は毎朝、決まった時間にカラスたちに朝食を与えている。

それに便乗するように野良猫たちも朝食を待つ。

最初はミケだけだったが、ハクホウもここで朝食をとることを許されたのだ。


野良猫のミケ

ハクホウはミケに対して一方的に想いを寄せている。

しかし、私の観察結果によるとその想いが受け入れられた様子はない。

いや、むしろ嫌われていると言ったほうが適切だ。


野良猫のミケ

唐突にビンタを浴びせるミケ。


野良猫のミケ

合計三発のビンタをもらったハクホウだが、身じろぎ一つせず顔面で受け止めた。

これがハクホウなりの愛の表現である。まさに無償の愛。


野良猫のミケ

彼は最近、毎朝のようにビンタをもらっている。

しかし今の彼にとってはそれも喜び。

彼のミケに対する熱い想いは、 凡人には到底理解できない領域に入ったといえよう。


野良猫のミケ

不器用で一方通行ではあるが、 彼は心優しい男であることは間違いない。


ハクホウは幸せな野良猫生活を手に入れたのだ。だから何としてもこの縄張りを死守しなければいけない。

幸い今はスネ夫とウシは行方不明で、強敵のホワイティは飼い主によって外出を制限されたようだ。 そして残る敵はボスだけとなった。 しかしそのボスが最強なのである。

野良猫のハクホウ

鉢合わせたボスとにらみ合い、互角の威嚇を見せるハクホウ。

実は先日、ハクホウとボスが喧嘩をしているところに私が介入し、加勢してやったのだ。 そのせいで今のハクホウは強気になっている。


野良猫のハクホウ

私の存在に気が付き両者こちらに顔を向ける。


しかし、今日の私は加勢はしない・・・。


野良猫のハクホウ

おや? ハクホウが視線を落とした。だがボスは余裕の表情を浮かべている。

やはりボスにとっては格下の相手ということだろう。


野良猫のハクホウ

あれれ?  ハクホウがゆっくり、ゆっくりと前足を下した。


野良猫のハクホウ

ソロ~っと、ボスを刺激しないように注意をはらい・・・、


野良猫のハクホウ

ゆっくり、そしてゆ~っくりと一歩ずつ困難から遠ざかる。


野良猫のハクホウ

けして振りかえることなく・・・。


野良猫のハクホウ

敵前逃亡完了。


野良猫のボス

「・・・、」


フリーズ状態のボス。まさに不完全燃焼状態。


発射直前にエンジンが停止したロケットのようだ。


野良猫のハクホウ

昼下がり、ウッドデッキで熟睡するハクホウ。

はたして彼は、この縄張りを守り続けることができるのか?


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2019年6月17日公開

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