先週までの夏のような暑さが急転直下。いきなり秋がやって来た。賑やかだった虫たちは姿を消し、ヤギも消えた・・・。
「おーい、もんじろー」
呼んだら出てきた。縁の下から・・・。
突然の寒さに耐えきれなかったのか、ウッドデッキの下に潜っていた。
全身毛むくじゃらで保温力が高そうだが、突然の寒さにビビったようだ。
小屋を設置してやった。
カラスたちはこの寒さでも平気で水浴びをしている。
ところで、カラス小屋に仕切りを入れたのは今年の正月だった。あれからもうすぐ一年になるのだが、同居は諦めてカラス小屋をもう一つ作る計画だ。今度のはトレーラーハウスのように頑丈で、移動式のものを想定している。
設計に着手しようと思ったのだがその前に、今、この仕切りを外したらどうなるんだろうか? という疑問がわいてきた。疑問というよりは期待であるが。
よし、とりあえずこの扉を全開にして様子を見てみよう。ヤンチャだったアディも成長しているかもしれない。
しかし半日たっても移動しない。一年近い別居生活の間に居場所が確立され、仕切りのあった部分がバリアのようになっているのか。
そして夕方
先に動いたのはアディだ(左)。仕切りの向こう側に移動している。
そして日が沈み、辺りは暗くなった。バン君は寝床に戻ったがアディは下の枝にとまっている。何だか落ち着かないようだ。
翌朝
多少の不安はあったが特に喧嘩をすることもなさそうだ。
あれ? 呼んでも来ないぞ。
もう北側には戻りたくないのかな?
そのまま二羽とも南側の部屋で一日を過ごし、夜は仲良く並んで寝ていた。
もう大丈夫そうにみえるが、平和は長続きするのか・・・。
2021年10月24 公開