カラスブログ2021年1月24日 我が家の猫たち

猫

猫というのは気ままなもので、特にオス猫の縄張りは流動的だ。野良猫のハクホウが来なくなって以来、我が家に来る猫は今はミケだけだ。


そんなミケも、もうすぐ4歳。

猫

初めて来た頃の写真を見ると、現在はだいぶ太ったということが分かる。


猫

これは2017年9月の写真だ。このころはまだ耳がある。


猫

そして彼女が残した子猫たちも、もうすぐ3歳だ。 あの妊娠騒動から早くも三年が経とうとしているのだ。

野良猫の生きる道← 当時のブログ


猫

二匹の子猫の内、成長が早く体が丈夫そうな方を里子に出したが、小さい方の子猫はやせ細り病気がちだったので我が家でしばらく様子を見ることにしたのだ。


猫

これは二か月くらいたったころ。きれいなグレーの毛並みが特徴的だ。


猫

まだ痩せてはいるが順調に育っていた。


そしてその後・・・。


猫

この年の夏が過ぎたころから急激な膨張が始まり、あっというまに巨大化した。 自慢のグレーの毛並みは単なる白黒ツートンとなり、脇の下から尾にかけて長毛。そしてシッポはレッサーパンダのごとく太くて長い。


それからも徐々に大きくなり今はこんな状態になっている。

「ドドーン!」

猫

言っておくが私がエサをやりすぎたわけではない。こいつの兄弟も同じように大きくなったと聞いているので、どうやら巨大化する遺伝子を引き継いだようだ。いったい誰が父親なのか?


猫

幼少のころの弱々しさは微塵もなく、相撲がとれそうなほどに巨大化した。


そういえば時々ブログに登場するこの猫と似ているが・・・?

↓↓

猫

白黒ツートンで太った体格、やや長毛。


猫

よく見るとあまり似ていないか・・・。血縁関係はないと思う。


ところでこれまでブログで紹介したことはなかったが、我が家では室内で他にも猫を飼っている。


猫

↑これは10歳オス。名前は「大門(だいもん)」


猫

↑そして最も年長なのはこれ。12歳メス。名前は「テンキチ」。

ゴッドファーザーのテーマが流れてきそうな雰囲気だ。棚にある銃はレプリカなのでご安心を。

どちらも子猫のときに親とはぐれて死にそうになっているところを保護したものだ。 私は猫の保護活動をするつもりなど全く無いのだが、猫とは縁があるようでこれまでに何度もそういう状況に遭遇した


猫

↑ あれは私の飼い猫ではなく地域猫だ。


地域猫というと聞こえがいいが、昔ながらの屋外飼育のようなものだ。 そもそも私が幼少のころは猫や犬は庭で飼うのが主流だった。その頃は猫を室内飼育していると「閉じ込められて可愛そう」「虐待だ」と言われたものだ。しかし飼い猫が他人に迷惑をかけたり車に轢かれたりということが日常茶飯事であり、必然的に都市部を中心に猫の室内飼育は主流になっていった。

それよりも大きく変化したのは犬の飼育環境だろう。昭和の終わりころまでは犬を室内で飼うのは富裕層の小型犬くらいで、稀に室内で犬を飼っているのを見るとものすごい違和感を覚えたものだ。 欧米と違い、日本の家屋や生活スタイルは犬との同居に向いていないのだろう。

しかしあれから30年が経ち人々の意識は大きく変化した。 今ではどんな大型犬だろうが室内飼育が主流となり、動物保護団体の譲渡会では「室内飼育」が当然のように条件として付けられている。雑種だろうが元野良犬だろうが室内飼育だ。昭和の日本人に聞かせたら驚愕するであろう意識の変化である。

まあ、排泄物の対策さえできればたいていの動物は室内で飼育できるということだ。

ということで、今日は最後に臭わない猫トイレを紹介しよう。

私は猫のウンコの臭いが大嫌いなので、猫のトイレにはこれまでに様々な工夫をしてきた。そして最終的にたどり着いたのは、5年ほど前に完成したこのトイレだ。

猫のトイレ

普通の猫トイレに見えるが、そうではない。


猫のトイレ

全体をみると壁沿いに箱型のダクトが付いていることが分かる。

ダクトの最上部は内部に換気扇が設置してあるのだ。

そしてトイレの開口部は狭くし、空気の流れを速くする。つまりトイレの入り口が換気扇の吸気口になっているのだ。


これは化学実験室のドラフトを参考にしたものだが、改めて見ると洋風の暖炉か薪ストーブと似た形をしている。 これを真似て作るよりも暖炉を設置してそれを猫トイレにした方が手っ取り早いだろう。あるいはすでに、そういうものが市販されているのかもしれない。


猫のトイレ

換気扇はこのような小型のもので充分だ。


猫のトイレ

扉を開けて中を覗くと・・・。


猫のトイレ

箱の天井に通気口が見える。これの効果は絶大で、猫のウンコが三匹分溜まっていても部屋は全くの無臭である。臭わない砂とかシェルター型トイレとか様々な対策品があるが、結局は空気を吸い出すことが唯一確実な対策である。これのおかげで快適に猫と一緒に暮らせるのだ。

室内でカラスを飼育している人も、臭いが気になるのならこういう換気システムを作るといいだろう。


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2021年1月24日 公開

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