カラスブログ2019年8月4日 ヤギのお仕事

梅雨明けの庭

長い梅雨の季節が終わり朝日が昇る。梅雨の最中、長く待ち望んだ太陽だ。

しかしそんな清々しい気分もすぐにかき消されるのである。


梅雨明けの庭

日が昇り気温はどんどん上昇する。昼前にはすでに38℃だ。この場所は気温が上がりやすい地形である。

しかし昨年のこの時期は連日40℃を超えていたので、これでもまだマシに感じる。38℃がマシに感じるなんて、人間の適応力も侮れないものだ。


年々、地球温暖化の影響が表れてくるのを実感する。もう昔のような夏の風景は戻ってこないのだろう。 地球温暖化が人間の活動が原因ということなら、人間の数を減らすことが唯一の解決策である。現在の人類は大幅に定員オーバーなのだ。しかしそれを声に出す人は少ない。


梅雨明けの庭

長雨で繁殖した例のキノコは、 照りつける太陽に二日も耐えられず枯れていった。

今では干しシイタケのような姿を晒している。


カラス

酷暑が始まるとカラスたちは真っ先に姿を消した。

森の中を覗くと木陰にハシボソのお母さんを見つけた。カラスが適応できる温度はせいぜい36℃までだ。


カラス カラス


この暑さでアディの口も開いたままだ…。

よし、この際だから口の中をじっくりと診察してやろう。

「うん、虫歯は無いようだ…」


「あっ、その前に歯が無いか」


庭の風景

そして今回の主役。我が家の全自動草刈り機「モンジロウ」は梅雨明けと同時にフル稼働。 彼は誰よりも梅雨明けを待ち望んでいたはずだ。

しかし陽ざしを得て急成長する雑草に追いつかなくなってきた。 遠くから見ると綺麗に見えるが、実際には草丈が20cmくらいに伸びている。

まあしかし、彼はよく頑張っている。

今年はまだ草刈り機を一回も使用していないのに、この草丈に抑えられているのだ。


ヤギ

ヤギに草刈りをさせるのは簡単そうに見えるが、気を遣うところもある。


ヤギ

ヤギは地面の草よりも木の葉の方が好きなのだ。

私が育てている柚子の木にロックオン。


ヤギ

目の前にある柚子の葉をムシャムシャと食べ始めた。

「下の方の葉を食べられるのは仕方ない、そこは諦めよう」と思っていた。


しかし・・・、


ヤギ

下の葉を食べ終えると普通に立ち上がり二足歩行を開始。

このままでは柚子の木を丸裸にされてしまう。


ヤギ

「やめーーい!」

急いで引きはがすが抵抗する。

すごい執着心だ。


スダチ

正面の葉はモンジロウによってすべて食い尽くされてしまった。

しかしモンジロウに罪はない。目に映る草木は全て彼の食べ物である。

係留しているからまだコントロールできるが、これが放牧だったら柑橘系の樹木は全滅するだろう。 ヤギの機動性と食欲は恐ろしいものだ。


ヤギに岩塩

猛暑でも働いてくれるモンジロウには岩塩をプレゼントだ。

気に入ったようで、いつまでもベロベロと舐めている。

喜んでいるようでよかった。


だが・・・、

ヤギ

今日はやたらと飲み水の減りが早いなぁ、なぜだろう?

実は、際限なく岩塩をナメまくったために喉が渇き、今度は水をガブ飲みしていたようだ。 自分で適量の塩分摂取をコントロールできるものだと思っていたが、ブレーキが利かなかったようだ。


ヤギ

仕方ないので私の監視の下で岩塩をナメさせることにした。

人間以外の動物でこんなにも塩を欲しがるのはヤギくらいではないか。


庭の風景

モンジロウはこの猛暑でも平気なようだが、どこが限界点なのか分からない。

熱中症になるといけないので小屋を森の中に移すことにした。


庭の風景

あの辺りはとても涼しいが快適ではない。なぜなら蚊だらけゾーンだからだ。

なので蚊取り線香を炊き、蚊よけの薬を耳元に塗ってやった。


庭の風景

森によく溶け込んでいる。首輪がなかったら野生動物そのものだな。やっぱりヤギは白色よりもこういうワイルドな模様の方がカッコイイと思う。

ところで、モンジロウは我が家に来た時から一回り大きくなっている。


比べてみよう

庭の風景

左が春頃の写真だが、そのころと比べると顔が細長くなり、ツノも立派になった。 それよりも足が長くなったことが最大の変化である。

以前はよく「あれ!?犬だと思ったらツノがある!!」なんて言われたものだが、今はどこから見てもヤギの姿である。

しかしこれが最終形態ではない。彼はまだ成長を続けているのだ。



< 本日のオマケ >

モンジロウと愉快な仲間たち

タヌキ

タヌキが庭にやって来た。この辺りに生息する野生のタヌキだ。


タヌキとヤギ

モンジロウの方にどんどん近づいてくる。

警戒心の強いタヌキだが、ヤギに対しては全く平気のようだ。


タヌキとヤギ

「タヌキさん、こんにちは」


他者からまったく警戒されないのは草食動物ゆえのものだろう。

そういえば最近は聞かなくなったが「草食系男子」なんていう温厚な若者のカテゴリーがあったな。男としては不名誉な称号に思えるが、女性から警戒されないという意味ではライバルに対して大きなアドバンテージではないのか? いや、もとい。そういう気が無いからこその草食系である。


犬とヤギ

しかし犬とは相性が悪いようだ。互いに警戒している。


猫とヤギ

そしてこちらは野良猫のミケ。

この猫はなぜかモンジロウに興味があるのだ。

時にはモンジロウの散歩について来ることもある。

今はリードが絡まって動けない状態のモンジロウに狙いを定めているところだ。


猫とヤギ

今がチャンス!

「ソロ~」と手を伸ばすミケ。

ヤギに触りたくてしかたないのだ。


猫とヤギ

「タッチ!」


猫とヤギ

「ぬわぁ!?」


猫とヤギ

こっちでも

「タッチ!」


猫とヤギ

今はミケの朝食の時間だが、そこに乱入したモンジロウ。

草食動物のくせにキャットフードの味を覚えてしまったのだ。


困惑した様子のミケだが、 さて、どうする?


猫とヤギ

「これはわたさないぞ!」


必死で朝食をガードするミケであった。


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2019年8月4日公開

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