[里親決定]
[年齢]
成鳥(年齢不明)
[保護した経緯]
先月、外出先から帰宅すると我が家の前に、片方の翼がぐるりと1週回転するように絡まり、片方の足を引きずりながらヨタヨタと歩いているカラスがいました。お水を置き、餌を撒いてしばらく様子を見ていましたが食べる様子はなく、何度か飛ぼうとしていましたが30センチ程度しか飛べずに落ちてしまいます。すぐそこは車道で車がたくさん走っている為、このままでは轢かれてしまうと思い保護しました。
カラスを診てくださる動物病院が徒歩圏内に見つかった為、保護後、30分ほどですぐに受診する事が出来ました。
[カラスの健康状態]
レントゲン診断の結果、翼と股関節の骨折が見つかりました。すぐに固定をして頂き半月後に固定をはずしましたが翼の状態は全く改善しておらず、翼を自力で畳むことが出来ず、神経麻痺もおこしていました。その後、翼を地面に引きずって骨が見えるほどの傷が出来てしまったり、翼を自分で踏んで転んで歩けない事や、今後この翼が動くようになる可能性はまず無い事から、主治医から断翼した方が良いと言われました。まもなく手術予定です。
骨折をしていること以外はとても元気で、食欲もあります。便検査もして頂きましたが問題なしでした。股関節も骨折していた為、片足が外側に曲がっていますが、元気にピョンピョン跳ねて移動したり、ある程度高さのある止まり木から止まり木へもピョンピョンと上手に移動出来ます。
[カラスの特徴]
本当に怖い時には噛みついて抵抗をしようとしますが、必要以上に無駄な攻撃はしてきません。例えば、投薬のために捕まえようとする時などは噛みついて抵抗してきますが、捕まってしまった後は、おとなしく抱かれ、いい子にお薬を飲んでくれます。掃除をする時や、餌を入れたりする時にケージに手を入れたりしても噛みついてきたりはしません。
鳴き声はまだ1度も聞いたことがありません。怖がらせないように優しく手を近づけると頭も撫でさせてくれるし、時々、手から餌も食べてくれるようになりました。ケージから出して部屋の中でリハビリをさせる時に、バードスーツ(オムツ)を着せましたが、とってもお利口さんに大人しく着させてくれました。
[現在の飼育環境]
普段は大型のケージに入れています。
[飼えなくなった理由]
現在、1つの部屋に犬と亀とセキセイインコが放し飼いの状態でいる為。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2023年8月27日 里親決定
2023年8月7日 公開