[里親決定]
[年齢]
巣立ち後の幼鳥
[保護した経緯]
先月の下旬に、畑でうずくまってる子ガラスを子供たちが発見しました。右足は動かず、左足を使って、はいずるように動いていました。すぐには保護せずに、二日間その場所で様子を見ていました。しかし、この日の夜から数日間雨の予報で、近くに雨風をしのげる場所がなく、畑の横のどぶ川に落ちたら危ないし、震えていたので放っておけなくて保護しました。
[カラスの健康状態]
保護した時、動かない右足側に重心を傾けてうずくまっていたためか、あるいは栄養不足かわかりませんが、右足が足の付け根から左側に投げ出す形で固まっており、爪先を触っても反応がありませんでした。今は右足も動くようになり、止まり木に少しの高さなら飛び移れます。しかしまだ歩けないのと、ちゃんと左足と揃えて右足をおくことができないように見えます。
鳥の知識がなく、病院にも連れていってないので他に異常があるかわかりません。ご飯をよく食べて元気そうに見えます。
[カラスの特徴]
人間(普段世話をしてる人以外、来訪者も含む)を警戒することなく、頭を撫でても嫌がりません。
肩や膝の上に飛んできたこともあります。大きな声で鳴いて羽をばたつかせ、大きく口を開きご飯を催促したり、顔の近くに手をやると、千と千尋の神隠しのカオナシみたいに小さい声で「ア、ア、」と声を出し大きく口を開きます。
まだ自分では食べてくれないので、直接口にご飯を運んでます。ハムスターの餌と牛肉、豚肉、鶏のささみをあげています。懐いていて、とても可愛いです。
保護当時の衰弱した様子。
二週間経過し元気になりました。
現在は少し歩けるようになりましたが、写真のように右足が曲がっており歩行困難な状態です。
[現在の飼育環境]
室内で飼育していますが、たまに庭に設置したテントで日光浴をさせています。
[飼えなくなった理由]
我が家が親ガラスの縄張り圏内だと思うので、足が動くようになったら親元に返したいと思っていました。親ガラスに気づいてもらいたいのもあって、昼間、大きめのケージに入れてベランダに置いておいたら、親っぽいカラスが2羽来て鳴いていたので、次の日、ケージの扉を開けておいたところ再び現れました。でも連れて帰りたいのか襲ってるのか判断が難しく、普段、人間をつついたりしない子ガラスが突つき返して応戦したり逃げてるように見えたので、親元に返すのは断念しました。
ちゃんと歩けて飛べるようになるかわかりませんが、私たちには放鳥の知識もなく、飼育できる充分な環境を整えてあげることもできないため、今後この子にとってベストな選択をしてくださる方に育てていただきたいです。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2023年6月17日 里親決定
2023年5月20日 公開