[里親決定]
[年齢]
巣立ち前後の幼鳥
[保護した経緯]
6月22日に、交通量の激しい車道の真ん中でカラスの雛がうずくまっているのを見つけました。ぐったりしており、口から血を流していたのですぐに動物病院へ連れていきました。口の中から血が少し出ていましたが、それほど深刻ではなく、それ以外にケガは無いとの診断でした。獣医さんから、元いた場所に雛を置いておけば親が迎えにくると言われ、診察後に発見場所に戻り親鳥を探しましたが、カラスは一羽もいませんでした。一番近い森は拾ったところから300メートルほど離れたところにあり、雛はそこから来たのかもしれませんが、他にも森がたくさんあり、親鳥の特定は難しい状況でした。雛を拾った日はチェーンソーの音が聞こえていましたので、伐採の際に巣が壊されたのかもしれません。
それよりも、この時、雛は衰弱していたので置き去りにしたら死んでしまうと思いました。一旦、家に連れて帰り、キャットフードをふやかした餌を与えましたが雛は口を開かないので、私が雛の口を開いて喉の奥に餌を指で押し込みました。脱水症状の可能性もあるので、ポカリスウェットと高カロリーゼリーをシリンジを使って与えたところ、数日で元気になりました。
元気になったもののエサを見せても食べようとしないので、無理やり口を開けてエサを喉の奥に押し込んでいましたが、先週は自分から口を開けてエサをねだるようになり、強制給餌の必要はなくなりました。同時に、水入れの水を自分で飲むようになりました。
<保護した翌日の様子>
保護した当初は尾羽は伸びきっておらず、嘴は下側がまだピンク色でした。今よりも一回り小さかったです。
<以下、7月8日の写真>
[カラスの健康状態]
保護当初は衰弱して危険な様子でしたが、現在は回復しました。
訓練の後に自然復帰も可能だと思います。
[カラスの特徴]
鳥かごをベランダの日陰に置いていますが、そばを通ると小さく鳴いてエサをねだります。近くに野生のカラスが来ると、興味津々でソワソワしています。他のカラスのそばに行きたいのだと思います。
[現在の飼育環境]
大きめの鳥かごでバルコニーの日陰に置いています。夜間は鳥かごを車庫に移動していますので、外部からの動物などの侵入は不可能です。
[飼えなくなった理由]
既に猫が2匹いるため。勤務地変更に伴う住所変更の可能性があるため。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
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2024年9月16日 里親決定
2024年7月9日 閲覧者制限による限定公開