[里親決定]
[年齢]
成鳥(年齢不明)
[保護した経緯]
職場の敷地内に左翼を痛めて飛べないカラスを見かけました。ピョンピョンと地面を歩き、転がるように這いつくばっている状態で、三日間ほど様子を見ていました。そのうち仲間のカラスから狙われるようになり、そして散歩の犬からも追いかけられ、転がりながら逃げる様子が気の毒で、職場の人が役所等に連絡をし保護をお願いするも「保護は出来ない、気になるなら敷地内から道路に追い出して下さい、死んだら保健所が引き取りに行きます。」と言われ、あまりに可哀想なので私が保護しました。
保護する時は、バスタオルに包まれて大人しくしていました(一枚目の写真)。自宅に連れ帰ってからは、犬猫用のケージに入れ玄関に置いています。
初日はゆで卵、鶏肉などを少し食べ、二日目は生の鶏肉や焼いた魚などを少し食べました。いくらか元気になった気がして、生きる気力があるのならと、三日目に動物病院へ連れて行きました。
獣医さんが言うには左翼を怪我していて、仲間に虐められたのではないかとの事でした。怪我してから時間がたっているため、傷口が壊死していくかもしれないし、体に菌がまわれば助からないかもしれないが、やれる事はやりましょうとの事で抗生物質をもらい、傷口の消毒をして、1週間後に再診の予定になりました。
[カラスの健康状態]
一週間後に診察してもらったところ、体重が52g増え元気だそうです。怪我は痛々しく、自分で患部を突っついてしまって範囲も広がってしまっているのですが、獣医の見立てでは、おそらく治るということでした。今後は抗生物質も毎日飲ませなくていいとの事でした。飛べるようになるかは新しい肉のつき方?次第ですが、飼育するには問題ない程度の回復はするのではないかという事らしいです。レントゲン診断の結果、骨に異常はありませんでした。
しかしその後は獣医さんの見立てとは違い、傷口が良くなる感じはありません。むしろ日に日に悪化していく一方です。傷の処置はテーピングくらいしかしてもらえなかったので、自分で薬局の市販薬で対処しています。
[カラスの特徴]
保護してから10日以上経ちましたが、まだ緊張しているのか全く鳴かずにおとなしいです。傷口の周りの羽毛を自分でむしっていたようで、出血もしているようです。食欲や体力は徐々に回復しているように見えるのですが、傷口は血が滲んでいて可哀想な感じです。
[現在の飼育環境]
室内でドッグケージに入れています。
[飼えなくなった理由]
自宅に猫が4匹いるためカラスの飼育は難しいです。それよりも、きちんと傷の治療をしてくれる動物病院が見つからず、自分にも治療できる知識がありません。このままだと死んでしまうような気がして、誰か治療のできる方にお願いしたいと思います。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2024年6月26日 里親決定
2024年6月2日 公開