[里親決定]
[年齢]
巣立ち後の幼鳥
[保護した経緯]
人通りの多い歩道の隅でうずくまって鳴いていました。親鳥がすぐ近くの電柱の上から呼びかけていてその声に鳴き返していましたが、ひっきりなしに人が通り立ち止まって見たり写真を撮ったりしていて、親鳥が近づけず給餌もままならない様子でした。近づいてみましたが逃げるでもなく、うずくまったままで右足は握った状態で、片脚で体を支えていました。
一旦帰宅しましたがその日の夜のお天気は大雨の予報が出ていて、餌を食べていないと思い、夜になってからもう一度現地に戻り、最初に見つけた歩道の隅から少し移動した場所で寝ていたところを保護しました。
そのまま放置しても、この状況から保健所に回収されてしまったと思います。
[カラスの健康状態]
外傷は見当たらず骨折も無い様子です。右足は握ったままの形で自分では伸ばすことが出来ませんが、健常な左脚を上手に使ってバランスを取り、立って枝状のものにつかまったり、ホッピングして移動もしています。翼も尾羽もしっかり生えています。飛ぶ練習をしていないためか、はばたく動作は見られません。
[カラスの特徴]
人は恐がりませんが、触らせてくれるほどは馴れていません。大人しく、ほとんど鳴くこともなくマイペースです。餌は中型インコやハムスター用のペレットをふやかしたものやゆで卵、玉子焼き、豆腐をあげていて、よく食べています。堅いものはまだ食べません。
[現在の飼育環境]
室内で飼育しています。
[飼えなくなった理由]
うちにはすでに要介護のカラスの成鳥がいるほか、小鳥も飼っているので十分な世話が出来ないため里親さんを探すことにいたしました。
[里親に求める条件]
「飼いたい」 に応募方法が記載されています。
内容をよく読んでからご応募ください。
2023年6月23日 里親決定
2023年6月16日 公開