カラスを飼いたい方へ

昨今の猫ブームに続き、静かに訪れるカラスブームの兆し。 カラスを飼ってみたいと考える方も多いと思います。 しかし猫と違い、カラスは飼いやすい動物ではありません。 下記を熟読の上、ご応募ください。

カラスの飼育環境

カラスは間近で見ると皆さんがおもう以上に大型であり、両翼を広げると90cm近くもあります。 通常の鳥かごやドッグケージでは飼育できません。 室内飼育の場合は大型のケージまたは鳥小屋が必要になります。 室内に放すと手当たり次第に物を壊したり糞をまき散らしますので、 綺麗好きな方や神経質な方には不向きです。 また、声量が大きく個体によっては鳴き癖があり近所迷惑になる可能性があります。

カラスは基礎代謝が高いため頻繁に餌を与え水を換える必要があります。 そのため留守がちな家庭での飼育はできません。 特に幼鳥の場合は置き餌での飼育が難しく、 一日でも放置すると餓死する可能性があります。

[室内で飼う場合]

カラスを室内で飼うにはそれなりの工夫が必要です。 室内に大型のケージを設置して普段はそこで飼育し、時々ケージから出して飛ばしてやるとよいでしょう。

空き部屋があれば、そこを改装してカラスの部屋にするとよいでしょう。 床を掃除しやすく加工したり、換気扇を取り付けるなどすれば普段の生活に影響なく飼育することが可能です。

[屋外の小屋で飼う場合]

庭が広い場合、鶏小屋のようなものを作って屋外で飼うこともお勧めです。 物置やコンテナを改造して利用するのもよいでしょう。 小屋を作る際に、イタチや野良猫が侵入しないように隙間を埋める必要があります。 お住いの地域や、小屋の大きさによっては建築基準法の確認申請が必要となります。 また、確認申請が不要なケースにおいても、 一定の要件を満たすと固定資産税の課税対象になる場合があります。

[屋外で自由に飛ばす場合]

これがカラスにとって最も理想的な飼育方法ではありますが、当然、リスクは高いです。 地域のカラスとの軋轢はもちろん、単独のカラスはオオタカなどの天敵から狙われやすいです。 また、家屋付近に野良猫やイタチがいる場合は注意が必要です。 外で飛ばす場合は、迷子になったときのために足環を付けるとよいでしょう。

カラスの寿命

カラスは猫と同等の寿命があります。 高齢者の方はご自身の健康状態とカラスの寿命を考慮したうえでご応募ください。

飼育の届け出は必要?

誤解が多いですが、カラスの飼育及び譲渡は法律で規制されていません。 飼養登録の対象は「非狩猟鳥獣」に限定されているためです。 カラスは狩猟鳥獣に指定されているため、 飼養登録の制度から除外され何の制限もありません。 したがってカラスの飼育を始めるにあたり、役所への届け出の必要は一切ありません。

  • *これは当サイト独自の見解ではなく、鳥獣保護管理法第19条に明記されています。
  • カラスの移動方法

    カラスを譲り受ける際に悩むのが移動方法です。 長時間のカラスの移動には、それなりの準備が必要です。 ドッグキャリーの底に金網と止まり木を設置し、飲み水を用意すれば5時間程度の移動には耐えられます。

    詳しくはカラスの移動方法をご確認ください。

    応募方法

    当サイトの問い合わせフォームから下記の項目をご記入の上、ご応募ください。

    個人情報を伏せた状態で当サイトから飼い主の方へ連絡します。 双方の条件が合う場合には連絡先をお知らせしますので、 それから先は応募者と飼い主の間で直接やり取りしてください。 当サイトではそれ以降のやり取りには責任を負いません。


    更新履歴

    2019年6月17日 更新版を公開 旧「カラスを飼いたい方へ」はこちら

    2017年8月15日 公開

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