カラス小屋の制作2017

前回制作したカラス小屋は、 2日間で完成するインスタントな工法だったが、 今回は住宅建築の工法に準じて作ることにした。

庭に設置するからには、見栄えも重要なのだ。 そこで、お寺のお堂のような建物を目指したいと思う。 自宅の庭にお堂があったらそれは格好良いだろう。


カラス小屋

2016.10.23
地面は衛生面を考慮してコンクリートを敷くことにした。 まずは、コンクリート型枠を設置する。 レーザー水準器で確実に水平をとる。 後でやり直しはできないのだ。


カラス小屋の制作

2016.10.26
庭に進入可能な小型のミキサー車を手配し、 生コンを流し込む。雨の降らない日を選ぶ必要がある。
ホームセンターでもコンクリートは売っているが、 この面積なら生コン車を手配した方が安くて、 運ぶ手間も省ける。


カラス小屋の制作

生コン屋さんは流し込むまでが仕事なので、 整地するのは自分で行う。
容赦なく、すごい勢いで流し込んでくる。 生コン屋は例外なくせっかちなのだ。
そりゃ、開封した接着剤を運んでいるようなものだからな。
そして、時間には正確だ。生コン屋との約束の時間は決して破ってはいけない。


カラス小屋の制作

ある程度、水平になった状態。 こうしている間にも、ゆっくりと硬化し始める。 生コン屋はすでに帰ってしまった。


カラス小屋の制作

こいつでコンクリート面を叩き、 空気を抜くと同時に砂利を下に沈める


カラス小屋の制作

仕上げにコテでならしていく。


カラス小屋の制作

一夜明けて、表面が白くなってきたら乗っても大丈夫。


カラス小屋

2016.11.20
ホームセンターで木材を買ってくる。 郊外にある大型ホームセンターには、 何でも売っている。 ホームセンターの材料だけで家が建つくらいだ。 しかも安い。元旦以外は朝の8時から営業しているのでありがたい。


カラス小屋の制作

柱の接合部分はノミで木材を削り、凹と凸を形成し接合する。 ノコギリで切れ目を入れて、木目に沿ってノミで「スコーン!」と落とす。 意外と簡単。


カラス小屋の制作

屋根の支柱用の丸太と、垂木も凹と凸にする。


カラス小屋の制作

柱を組み上げる。各面毎に地面で接合させたものを持ち上げ、 素早く仮筋交いを入れて立ち上げる。 柱と柱の距離は2.7m。このサイズはクレーン等は不要で、 大人2人で組み上げできる。
ここで今日の作業は終わり。


カラス小屋の制作

2016.11.23
筋交いを入れてボルトを締め、仮筋交いを外す。 今日は気分が乗らないので、ここで終了。


カラス小屋の制作

2016.11.27
屋根中央の丸太を仮の支柱で持ち上げる。 この丸太は垂木を留める支柱となるのだ。 本当は長い丸太を用意すればよいのだが、 手に入らなかったので、これで代用する。


カラス小屋の制作

まずは4本の墨木を丸太に差し込み、ボルトを締める。 4か所差し込めば安定し、人が乗ることもできる。


カラス小屋の制作

これにて基本骨格は完成、上棟式はこのタイミングだと思うが、 私は無神論者なので、そういう儀式はやらない。


カラス小屋の制作

2016.12.4
中央の丸太に垂木を次々と差し込み、 放射線状の骨格が出来上がる。


カラス小屋の制作

2016.12.10
垂木を組んだら次は細い竹を取り付ける。


カラス小屋の制作

この竹は構造上は意味の無い、ただの装飾だ。


カラス小屋の制作

次によしずを用意する。 季節外れでホームセンターには置いていなかったので、 通販で購入した。


カラス小屋の制作

よしずを屋根の形に合わせてカットし貼り付ける。 のこような方形屋根(ピラミッド型の4枚屋根のこと)は屋根の施工に手間が掛かる。 趣味で作るからこそ、無駄に凝った構造にするのだ。


カラス小屋の制作

つぎに合板を貼り付ける。 ここでも微妙な角度の調整に手間取る。 一枚屋根や二枚屋根とは比較にならないほど面倒くさい。 おまけに冬の北風が辛い。 ここにきて、4枚屋根にしたことを後悔し始める。


カラス小屋の制作

2016.12.18
ようやく合板を貼り終えた。
内側から見ると放射線状の垂木がきれいだ。 現代の建築には無い、和風の素晴らしい造りだ。 やっぱり4枚屋根にしてよかった。
ところで中央の丸太もホームセンターに売っていたが、 この工法以外にアレ、何に使うんだろうね? 6千円もしたんだが、後日、田舎の製材所に行ったら捨てるほどあって、 実際に捨ててあった。


カラス小屋の制作

2016.12.25
屋根を貼り始める。 このルーフィングはホームセンターで半額で売っていたのだが、 色に限りがあり、仕方ないので色違いを交互に貼ることにした。 この屋根材は鉄板に比べると貼りやすい。簡単だ。


カラス小屋の制作

2016.12.29
頂上には煙突の頭の部分を取り付けた。


カラス小屋の制作

やっと屋根が終わったな、と、一息つきながら、 ゴミを片づけていると、屋根材の包装紙に何か書いてあるのを見つけた。
これ、屋根材の説明書だね・・・。
読んでみると、私の施工方法とまったく違うではないか。 途中から何か違うような気がしていたが、 やっぱりそうだった。 まあ、良しとしよう。


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