カラスブログ2017年4月15日 エサの隠し場所

カラスは餌を隠して貯蔵する習性がある。 一度に食べきれないエサを、後日ゆっくり食べるためだ。

その隠し場所は知恵を最大限に発揮するところである。 他の動物や、 何より他のカラスに見つからない所に隠すことが重要だ。 そして隠した場所を忘れないように記憶しておく。

だが、同じ小屋で二羽のカラスが同居していると、エサの隠し場所に困るのだ。

どこに隠しても背後から見られているわけで・・・。

自分の手が届くところは相手も手が届くわけで・・・。

貯食の本能を満たすことのできず、さぞ歯がゆいことだろう。

貯食

そこで最近、アディが自ら考案した方法がコレ。

この給水装置にはペットボトルとの接続部分の奥に、小指くらいの空間が空いている。 彼はその空間にエサを奥まで押し込むことにしたのだ。

クチバシを使って奥まで押し込めば、屈強な先輩カラスでも引っ張り出せない。 だが当然、自分でも引き出せなくなる。

彼の考えはこうだ。


貯食

私がカラス小屋の様子を見に来たタイミングで、すかさず給水器の前に来て、 給水器をつついて私に合図を送る。

その合図を察した私はペットボトルを外し、器を向こうに押し出してやる。


貯食

待ってました。 とばかりに隠しておいたエサを拾い上げる。

これなら先輩カラスに取られることも無く、安心である。


貯食

あえて自分の手の届かない所に押し込み、 人を利用して再び取り出す。 私が時々、水交換をしているのを見て思いついたのだろう。


貯食

目的の達成のために人間を利用する。 カラスの頭の良さを示す一例である。

賢いのはよく分かった。

だがしかし、水が汚れるからやめてほしい。 せっかくの自動給水器なのに毎日のように水を交換している。


カラスとたんぽぽ

いつもは能天気だが、時に思慮深い一面を見せてくれるアディでした。


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2017年4月15日公開

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