カラスブログ2017年5月13日 おすそ分け

カラス

こちらはハシボソガラスのお父さん。

先程から、カラス小屋に熱い視線を送っている。


カラス

視線の先はこれ。

アディがくわえているハンバーグだ。

今日の朝食はハンバーグだが、すぐに食べずに見せびらかしている。


カラス

アディが窓枠にハンバーグを置いたのを見て、「ズバッ」と飛び立つ。

「そのハンバーグはもらった!」


カラス

すかさずハンバーグを避難させるアディ。


カラス

悔しがるお父さん。


カラス

そして再び、窓際にハンバーグを置く。


カラス

冷静を装うお父さん。

「なんか俺、遊ばれている気がする・・・。」


カラス

これ見よがしにギリギリの位置にハンバーグを置き、 お父さんを挑発する。


カラス

窓枠に置かれたハンバーグに狙いを定め・・・、


カラス

「奪い取るのだ!」


カラス

とっさにハンバーグを避難させるアディ。

これはもう、完全に遊びでやっている。

ハシボソのお父さんをからかっているのだ。


カラス

さっきまで冷静を装っていたお父さん。

ついにキレた。

アディに向かって吠えまくっている。

「ここまでおちょくられては、カラスとしてのプライドが許さんのです。」


カラス

アディについて回り、吠える。

もし今、扉が開いたとするとアディはお父さんにボコボコにされることでしょう。


カラス

態度を軟化させるアディ。

お父さんの前にハンバーグを差し出す。


カラス

お父さん:
 「そうだよアディ、それでよいのだよ。」

「さあ、それをこちらに渡しなさい。」

「さっきは吠えたりして悪かったな。」


カラス

アディは静かにハンバーグを置いた。


カラス

そしてそれを二つに分けた。


カラス

小さい方のハンバーグを分けてもらったお父さん。

だが大きい方のハンバーグはアディのもの。


カラス

のど袋にハンバーグを貯めたお父さん。

さっそく子ガラスに持っていくのだろう。

ところで我が家のアディはハシブトガラスで、 このお父さんはハシボソガラスだ。

両者は同じ地域に住み、同じ姿、似たような食性である。 きっと遺伝子も極めて近いのか? と、思うかもしれないが、 分岐分類学上は遠い昔に種分化し、別々に進化した種なのだ。 だからハシブトガラスとハシボソガラスの間に雑種は成立しないし、 むしろ都会で住処を同じくした両者はライバル関係にある。

別種の鳥なのにコミュニケーションが取れているのが不思議だが、 後天的に発達した頭脳がコミュニケーション能力を高め、 本能を超えて異種間交流を可能にしている、と、私は思う。


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2017年5月13日公開

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